※今年は感謝したい人に会えない年でした。
昨年の今頃は、まさかこんな2020年になるとは、誰も想像することは出来なかったと思う。
コロナ禍でのこの現実をしっかりと受け止め、次年度以降の進むべき道を、今こそ時間に流されずに考えていかなければならない年末となった。
幸い、会社は今だからこそできる業務をいただき、日々を忙しく過ごせた。飲食店への応援サポート、データの分析のための入力業務、酒田市という遠く離れた方を採用するなど、たくさんチャレンジもしてきた。大変有難い一年になったと思う。
プライベートでは、今年の7月に退職をしたあと、お世話になった方々へ、ご挨拶に回る予定であったがそれも叶わず、皆さまへ不義理を果たしてしまったことが後悔となっている。
不思議なもので、お世話になった方との会えない時間をしっかりと心に感じていると、それまでの自分自身のその方との関わりも深く理解でき、自分の接し方が誠実であったか、自分の悪かった点が浮き出てくる。「ああ~自分勝手だったな・・」「自分の都合の良いほうにばかり考えていたなあ・・」と。
今、もっとも感謝したい人に義母がいる。11月に大腿骨骨折をして入院したまま、その後は痰を自分で出すことができなくなり、転院をして入院生活を送っている。コロナの影響で見舞いは厳禁となっているため、会うことができない。
今まで厳しく接してこられ、不満もたくさんあったけれども、今はすべてが良い思い出であり、何よりも孫を本当に可愛がってくれた良い義母だったと思う。高齢であるため、心配でたまらない。最後にちゃんとお母さんの顔を見て、お礼が言いたい。
たぶん同じ気持ちを持った方がたくさんいると思う。コロナは本当に憎いけれども、大切なことや大切にしなければならない事を考えさせてくれたとも思う。
来年はきっと良い年になる!!そう信じて新年を迎えたい。