※女性の6割、管理職「ノー」
大企業で働く入社5年目の女性正社員のうち管理職への意欲を持たない女性は、59.2%を占めると、独立行政法人「国立女性教育会館」の調査で分かったそうだ。
男性(12.1%)の5倍近くに上る。
ただ、「びっくりする結果ではないだろうし、そうだろうな~」と感じた。
入社5年目というと、23歳~30歳までの女性たち。これから結婚、出産、育児、それに仕事、そこにパートナーの転勤などあろうものなら、実際に責任ある仕事につくことについて、責務を果たせるのか・・と不安になるし、自信もないのは当然だと思われる。
女性の場合、男性と同じようにはできない面がある。どんなに優秀でも。
だからこそ、一時的に出産などで現場を離れる、もしくは退職を余儀なくされた時に、いろいろな選択肢があれば良いのにといつも考える。乳幼児の子供をもっている時の働き方、小学校の低学年、高学年、そして中学生などその時々で、子供に寄り添いながら働けたらどんなに良いかと思う。
そしてフルに働ける状態になり、しっかり働きたいと考えたときに、用意できるステージがあれば、そこから管理職になっていく道があれば、おそらく女性たちも管理職への意欲が出てくるかもしれない。
そのためには、入社時からしっかりとキャリアサポートできる体制があり、将来のキャリアを考える時、今何をすべきか、将来の姿も見える形のキャリア形成ができたなら、焦らずに希望をもって、育児などもできるだろう。なぜなら将来の自分が進むべき道が希望として見えているから。
そういう希望を持てる会社にしたいと、日々奮闘している。