コラム

人材育成って! Vol2

Vol1に記載しましたフレームワーク以外にも「ジョハリの窓」「Will・Can・Must」「マズローの欲求五段階説」「Will/Skillマトリクス」「カッツ・モデル」などなどいろいろとあります。

まずは、「Will・Can・Must」について、簡単にご説明します。Will・Can・Mustとは、Will(やりたいこと)、Can(できること)、Must(やるべきこと)を整理し、個人(社員)と会社(経営側)とのベクトルを合わせていくことです。

意外とこの3つの整理をすると、社員と上司(経営者)のギャップがわかります。「やるべきこと(Must)」が共有されずに、目先の事象にとらわれて指導したり、決断したりしていることが多いのではないでしょうか?社員は自分のやりたいこととできることの整理もままならず、業務遂行をしている場合が、あります。

自分一人でできることは意外と少なく、誰かの支援や協力があって、業務遂行や目標達成ができているかを理解しなければなりません。また、社員は自分のやるべきことや会社が目指しているところを理解せずに業務遂行している現実も把握できます。

この事実を理解したうえで、ベクトルを合わせていくことで、社員が成長し事業が成功に向いていきます。

研修を企画したり、受講させる際に、「何のために研修を受講するのか(させるのか)」を改めて考えてみるとよいかと思います。社員ができていないことを嘆く時間があるのであれば、この3つの棚卸を社員と一緒に行い、将来のためにベクトル合わせをしていく時間を作りましょう。

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