コラム

人材育成って! Vol14

自分の仕事でのポジショニングを意識していますか?

 

会社のスタッフ(従業員)で業務を遂行している中では、
  プロジェクトごとの役割
  チーム(事業部や部署)としての役割
  会社としての役割
などが会社の大小にかかわらずあります。また、経営者・役職者・社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイトという立場での役割もあります。

その中で、皆さんは自分の「やるべき役割」や「達成する目標」を理解(把握)していますか?会社のミッション・ビジョンは、毎日朝礼で唱和している会社も多数あります。
しかしながら、自分の役割や目標(チームやプロジェクト)を理解しておらず、上司や先輩から指示された業務を遂行している状況ではありませんか?

高度成長期であれば、指示された業務を納期と品質を守りながら、実現すればよかった時代はもう古き良き時代ではないでしょうか?
時代は、どんどん変化・進化しています。指示待ちから積極的に自ら何をなすべきかを考え行動する人を優遇するようになってきています。それは、会社に所属する人であれば、立場は関係ありません。

自分が上司やプロジェクトリーダーの立場で、メンバーと協力しながらパートナー(外部スタッフ)と連携して目標達成をしていくために何をすべきかを考えていると思います。その際に、「指示待ち人間」と「前向きに積極的に業務遂行をしていく人」のどちらを選択しますか?
チームとして成功するには、役割があり、それを実直に遂行してもわらないと実現できません。助け合い活動ではNGであることはご理解いただけると思います。

「プロジェクトマネジメントができる人」「積極的に提案する人」「リスクを意識しながら、提言する人」「顧客と円滑に人間関係を構築し信頼を勝ち得る人」「表面だけではなく、裏に隠された課題を見える化できる人」「事務処理を正確に処理できる人」「業務改善を提案できる人」「顧客の先にいる顧客の期待に応えるべく提案できる人」「最新情報やICTの利活用を提供・提案できる人」など皆さんの周りには、経験と実績を多岐にわたり持っている人がたくさんいるはずです。

人の評価を気にすることなく、自分の役割と目標を理解し、自ら実践していく熱い人が周りの人を動かしていくいい意味での「熱い想いが伝染する」ことで、プロジェクトやチームは成功していきます。
批判や第三者の立場で評価していく人になるのではなく、自ら実践することでおのずと周りの評価が上がっていきます。
私は社員だからとか契約社員だからとかパートだからという意識を捨て、「このチームやプロジェクトに参画して、チャレンジすることで自己成長の機会をもらった。やってやろう」というマインドになってみませんか?

挨拶やホウレンソウなど相手の反応や期待をせずに、自ら積極的に実践していけば、相手が変わってくれます。相手が変わることを期待することより、自分自身が変わることが重要です。
相手の考えや行動を変えることは容易ではないことは周知の事実ですよね。

チャンスをものにする人や運がある人は、自ら行動やお付き合いする人を変えていき、目の前の業務やチームワークを構築することで、成功していっています。

今一度、自分の役割や目標を理解して、自らの行動や発言を前向きに挑戦していくように変えてみてはいかがでしょうか?
「できない」という発言ではなく、「こうやったらできるのではないでしょうか?」「ぜひやってみましょう」「私に担当させてください」という発言に変えてみませんか?

 

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