コラム

夢に向かって! Vol7

ママたちの本当の意味での働き方改革とは・・

昨年産まれた赤ちゃんは1899年から統計を始めてから最も少なく、一人の女性が生涯に産む子供の平均数を表す合計特殊出生率は1.36と4年連続で低下しているそうだ。

働くママたちの本当の意味での働き方改革は・・と考えた時に、経験者として理想を語らせてもらいたいと思う。

女性の大半は、結婚、出産、育児、配偶者の転勤などで、そのたびに自分の置かれた環境で選択をしていかないといけない。会社もそのたびに辞めなければいけなかったり、転職をしたりと環境が変わっていく女性が大半だ。

中には辞めた後、再就職がうまく出来ず、家庭に入ったままの方たちもいる。そして、のしかかってくるのは、慣れない環境や育児でのストレス、将来への不安、相談者が周りにいないなど、ママたちの苦労は大変なものである。

子供の虐待や母子の貧困などのニュースが出るたびに心が痛くなる。何か救える手立てはなかったのか?誰か相談できる人がいなかったのか?もっと早く気づいてあげれば・・と。

男性も子育てに積極的に参加をというけれども、なかなかそうはいかないのが現状であり、また乳児の時には何を手伝ったらよいのか、わからない男性も多いと思う。仕事でのストレスも重なり、男性も悩んでいるし、言ってもらわないとわからないという現実がある。

私は仕事をしながら、子育てをしながら、働き続けた。今も働いている。40年働いてきたが、その間には天職と思っていた職場を主人の転勤で辞め、その後は子供たちの成長に合わせて転職を何回か繰り返し、そのたびに挫折を繰り返してきた。

幸いであったのは、子供が健康であったこと、団地のお隣にとても良い方がいて、その方にずいぶん面倒を見てもらえたこと、この方を姉と慕って、大変お世話になった。

 

こんな会社があったらよいのになあ~と思うのは、
子供を産んで育てる時に、少しでもよいから仕事ができる場所があり、
そこには乳児を預ける場所があり、将来に向けての勉強もでき、
そして周りには同じ環境のママたちがいるので、そこでコミュニティができる
・・そんな会社が身近な場所の中小企業にあれば、どんなによいか・・・

会社に行き、仕事をしながら子育ての悩みや日頃の悩みを語りあえれば、小さな悩みのうちに気持ちの解決ができるかもしれない。

今、私はそんな会社作りを目指している。
現在ママたちが7名(今日現在)、みなさん子育て真最中である。働く時間も皆さんの都合で違うけれども、お昼休みなど、子育ての話などで盛り上がっている。

まだ、夢の実現までは遠いけれども、ママたちが子供を産んでも大丈夫!働く場所があるよ~みんながいるよ~そしてみんなで語りあえるよ~という職場があること、将来はこの職場からそれぞれ自立して巣立っていくかもしれないけれど、時々は愚痴を語りにくることができる、そんな場所があれば、子供の虐待や貧困も少しは緩和されるのではないかと思う。

夢の実現に向かって一歩ずつ進んでいきたい!!

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