コラム

夢に向かって! Vol4

【見送らなかった父】

高校3年、就職先を考えていた時、一番に考えたのは家を一日も早く出たいということでした。

そこで、就職先は通っていた高校に近い所で、その時お給料も高かった金融機関を受けることにしました。就職が決まり、下宿先も決まり(当時は女性の一人暮らしは認めてもらえず、下宿住まいでした)、3月1日の高校卒業の翌日に家を出ました。

近所の方が軽トラックで送ってくれ、荷台に三面鏡とコタツと机と布団、それだけでスタートした新生活です。私はやっと自由になれる嬉しさで一杯でしたが、いつも早起きの父は、その日は起きてこず、布団を頭から被って寝ていました。

きっと悲しみで一杯だったのだろうと思います。母や兄妹を父に押し付けて、家を出た私は本当に親不孝をしてしまったのでした。
その時は、自分の気持ちだけで行動してしまっていましたが、今振り返ると反省しきりです。

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