コラム

人材育成って! Vol16

人が育つ環境を作り、人を育てる強い意識を持っていますか?

新人や中途採用、パート・アルバイトなどいろいろな職場でいろいろな立場(役割)で、人を採用して戦力になってもらおうと考えている企業がたくさんいます。

即戦力で、入社後1か月もしないうちに、1人前になり、業績貢献や顧客からの信頼を勝ち得ている従業員は、ほとんどいないのではないでしょうか?中小企業、小規模事業者の経営者は、「即戦力人材」を求めて求人をしても、なかなか採用に至らないケースが大半ですよね。
したがって、人物評価で採用し、会社で育てようという経営者が多いのも事実です。
しかし、経営者からは「人が育たない」「後継者がいない」という嘆きの声もよく伺います。本当にそうでしょうか?

改めて、自社の人材育成について、考えてみませんか?見直してみませんか?
採用するときから採用した後、どのように採用した方を育てようとしていますか?

  • 採用方針は?
  • 目指すべき姿(どんな人材になってほしいのか?具体的に)は?
  • いつまでに誰が採用した人を責任もって、育成・指導・面倒見てあげるのか?
  • 採用した人が会社に対して、期待していた職場なのか?職場になっているのか?
  • 採用した人に対して、周りの社員、従業員は、コミュニケーションを普段からとっているのか?
  • 採用した人や育成した人をどのように評価してあげるのか?
  • 仕事以外でもプライベートでのコミュニケーションをとっているのか?
  • OJTだけではなく、Off-JTもあるのか?
  • 悩みやストレスなどにも適切なタイミングで、コミュニケーションをとっているのか?

などなどです。

「人が育つ環境」整備って、意外と考えられていない会社が多いなっていつも感じています。
採用した後は、現場に入れて仕事をすれば、成長するだろうって思っている人が意外にも多い。本当にそれでよいのでしょうか?
昭和世代の方々は、高度成長期時代で仕事した分業績も給与も上がっていたし、終身雇用の時代だったので、それでよかったのかもしれません。「文句も言わずに俺についてこい」上司の指示に従えば成果が出る時代でした。

しかし、令和の時代は、少子高齢化社会で、終身雇用も崩壊し、副業・テレワークなど多様な働き方が増えてきています。また、「モノ売りの営業」から「コト売りの提案営業」スタイルに変わっており、簡単に売れない時代になっています。
若者の大半はデジタル世代で、幼少期からデジタル機器やソフトウェアを操作する(ゲームなども含めて)、リセットは当然、個人重視・ある意味平等、公平っていう意識で、競争社会に学生時代から大事に育てられています。
上司の言うとおりに仕事を進めると、成功しないことも多々あり、なぜそうなったのか?がわからず、「上司は自分で考えろ」というセリフで、本人任せということも。

そんな時代で、昔ながらの人材育成では決して人は育ちません。

「人が育つ環境」をどのように経営者が作っていけるのかが第一です。難しいように感じますが、ハード面(設備の充実など)よりも、ソフト面をより強化していくことが重要です。

業務遂行する上で、ハード面では、「ネットワーク設備・貸与されるPC環境・テレワーク推進するための設備環境の支援など」です。
一方、ソフト面の整備としては、
 ・ミッション、目的・ゴールの明確化(何のために、何を目指すのか等)
 ・どのようにして育成、指導するのかの方針と仕組み
 ・組織、チームとしての支援体制
 ・公正な面談方法、評価・判断基準
を整備するとともに、対象となる本人への説明と理解・情報共有をしていくことです。

人は、すぐに期待するレベルに育ちません。地道な指導・支援・教育を行いながら、本人との面談・意見交換・情報共有をして、期待して待ちましょう。
「石の上にも三年」「失敗は成功の基」「叱るだけではなく、褒めること」を経営者・指導者は忘れることなく、実践していきましょう。

 

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